H-1B ビザの概要
H−1Bビザは、高度な専門知識が必要な職種に就く人に該当する専門職ビザです。専門職とは、高度で特別な理論的知識を必要とする職業で、会計、法律、財務、建築、教育、工学、物理、医療、マーケティングなどの職種が該当します。H−1Bの資格要件に該当するためには、その職種と直接に関連する学部での学士号が要求されます。例えば、会計学部の学位で、会計マネージャーの職種や、コンピューターサイエンスの学部の学位でシステムエンジニアー、法学部の学位で、ジェネラルカウンセルや、経済学の学位でフィナンシャルアナリストなどが挙げられます。
学位を持たない場合は、職務経験を学位の代用とすることもできます。具体的には、1年の学歴が3年間の職歴で代用できます。もし、申請者の最終学歴が高校卒業であれば、12年の職歴が必要になります。短大卒業であれば、基本的は6年の職歴で代用できますが、短大の学部がH−1Bの申請職務と密接に関係していることが必要です。学歴は米国の学歴である必要はなく、日本の学歴も認められます。
H−1Bビザは、最長で6年間の滞在、就労が認められています。また、米国外の国で1年間滞在すれば、新しくH−1Bビザが申請できます。H−1Bビザの取得は移民局にフォーム129を嘆願書と一緒に提出して認可を申請します。
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